優雅なお菓子フロランタンで素敵なティータイムを!
目次
優雅なお菓子フロランタン
初めて食べた時に
「こんな美味しいお菓子があったの??」
って思ったんです。
それが『フロランタン』
フロランタンはフランス語、
ドイツ名で『フロランティーナ・シュニッテン』
名前の由来はフロランティーヌ地方、つまりフィレンツェから来てるようですが、詳細については諸説あり、大昔のことなので本当のところはわからず・・割愛^^;させていただきます。
クッキー生地にナッツのキャラメルを乗せて焼いたものです。
ドイツ菓子はどっしりしていて美味しいものが多くて好きです♡
代表的なものでいうと、バウムクーヘンとか。
ね?どっしりしていて見た目はシンプルっていうか可愛げに欠けるけど、とっても美味しいよね?ね?(⇐無理やり^^;)
冒頭にも書きましたが、
こんな美味しいお菓子があるの?
って思ったフロランタンを、自分で作れる!
今日はいっぱいあるコツをしっかりご紹介いたします。
フロランタンの材料
《クッキー生地》
- バター 100g
- 砂糖 100g
- 卵(Mサイズ)1個
- 薄力粉 220g
《フィリング》
- aバター 100g
- a砂糖 100g
- a生クリーム60g
- aはちみつ 60g
- bアーモンドスライス160g(空焼き)
若干ひきこもり気味の管理人はインターネットからお菓子・パン作りの総合サイトcottaや
TOMIZ(富澤商店)オンラインショップ
などで購入することも多いです。
買いに行って品切れとか悲しいし、買い物に疲れて作るのが面倒になることもあるので(//∇//)。
準備しておくこと
- バターと卵は冷蔵庫から出して常温にしておく。
- 粉はふるっておく。
- アーモンドスライスは空焼きしておく。(軽く焼き色がつけば良いです、今回私は130度で、時々混ぜて20分位焼きました)生と比べると違いがわかりますね。
フロランタンの作り方
《クッキー生地を作る》
1.バターをホイッパーで混ぜてクリーム状にする。
2.砂糖を一度に加えて更に混ぜる。
3.卵は割りほぐして、半分ずつ二度に分けてその都度しっかり混ぜる。
☞
4.ゴムベラまたは木じゃくしに持ち替え、振るった粉を一度にいれて、さっくり混ぜる。
縦に切るように混ぜてもう一度縦にきるように混ぜて、
ボウルを回しながら大きく円を描くように混ぜる。
これを繰り返す。
(バターをどんどん小さい塊に分割していくつもりで)
だんだんとまとまってきました。
バターが小さな粒子に揃って、その後急激にくっついてまとまります。
ここまできたら止めてください。
ポイント!
・まとまる寸前に止めて、ラップに包む時にまとめるようにする!
混ぜるのが多過ぎても少なすぎても、手にくっついてきます。
そうなると後々扱いにくいので、ここの見極めがポイントです。
全体を1周まとめたらこんな感じです。
これで生地はできあがり。
5.ラップで包んで冷蔵庫で休ませます。
ちょっとモロモロしていますね。これでOK!
四角くまとめているうちにちょうど良くなります。
ギュギュっとくっつけていきましょう。
後でのしやすいように四角くまとめて冷蔵庫で休ませます。
6.オーブンを170度に予熱します。
7.クッキー生地をオーブンの天板サイズに伸ばします。(この分量で24㎝×27㎝)
部屋があたたかいとすぐにクッキー生地がダレて扱いにくくなるのでここはすばやく!
触る回数が少ないほど状態が良いです。
-
- 急いでいたので30分だけ休ませて焼きましたが、30分ではあんまり状態は良くなかったです(^-^;
-
- そのまま持ち上げて敷きこめるように、ラップを一回り大きく敷いてその上でのしました。
-
- 衛生的ですし、下にくっつく心配もないですね。
-
- 打ち粉は強力粉を使いますが、上下ラップでのしていってもいいです。
-
- その場合は破れないように度々ラップを外してかけ直してくださいね。
8.持ち上げてひっくり返すようにはめ込んでピケします。
(中級者は打ち粉をして麺棒に巻き付けて端から下ろしていってもOK!)
はみ出た部分はナイフでカットして、端の足りない部分を補修してください。
ポイント!
・どうしても端から焼けてきますので、端が薄いと焦げてしまいます。
・生地が柔らかいと、この”均一”というのが難しいです。
もしも「やばい」と思ったら、途中でも冷蔵庫にINして生地をしめてから再開してください。
・ピケはフォークでも大丈夫です。見えない部分なので焼いている時にふくれ上がらないようにしっかり目にしてください。
9.クッキー生地をうっすらと焼き色がつくまで焼く。
サクサクが好きな人はやや色がつくまで、
ソフトが好きな人は端だけ色づくまで焼きます。
ポイント!
・もう一度キャラメルを流して焼くので、ここでしっかり焼いてしまうとボロボロになってしまいます。
・かといってあまり白いのは生っぽい味が残りますよ~!
今回は途中前後を返して15分位焼きました。
《フィリングを作る》
(先にオーブンを180度に予熱しておいてください)
10.鍋にaを全部入れて火にかけます。
ブクブク沸いてきますので、鍋の内側に飛び散った飛沫を水バケでお掃除してあげましょう。
ポイント!
・水を含んだハケで、鍋の内側を掃除してください。
プロがよくやる手法です。
11.ゆるいキャラメル状になったらbの空焼きしたアーモンドスライスを一度に入れてざっと混ぜ、9で焼けたクッキー生地に乗せます。
ポイント!
・ゆるいキャラメル状のコツ
見極め方を覚えれば簡単で、自信をもってできますよ!
フィリングはできるだけ均一にのせてください。
アーモンドとキャラメルのバランスを均一にするために、
数カ所に置いて、伸ばしていくのが広げやすいですね。
12.オーブン180度で、好みの焼き色がつくまで焼きます。キャラメル部分がブクブクするのがおさまってきたら焼け頃です。
今回は15分位焼いたと思います。⇐てきとー(笑)
13.焼きあがったら、縁を外して少し冷める(キャラメルが落ち着く)のを待ちます。
ポイント!
・フチを外すというのは、あたたかいうちにキャラメルを天板から引き離しておくことで、後から全体を外しやすくするためです。やらないと後悔します(笑)
14.好みのサイズにカットして、できあがり!
粗熱が取れたら、天板にまな板をのせて、ひっくり返して中身を出し、さらに別の板(カッティングボードになります)で挟んでもう一度ひっくり返します。
端は良く焼けているのでカットして落としてしまいますが、
できてから、一番これが先に売れていきますね。
味見という名の甘い誘惑(笑)
カットのコツ!
タルト生地(クッキー生地)をカットするのはやや固いのでコツが要ります。
ギザギザ、ゴキゴキ、前後に動かして切っていきます。
(波刃があればお使いください)
上からたち切りしようと思うと固いし割れてしまいやすいですよ。
冷え切る前にカットするのがコツです。
どうしてもうまく切れない!と思う時は、一旦冷めた物を、少しオーブンに入れて温めてください。
ぐっと切りやすくなりますよ!
ラッピングについて
お菓子は、ラッピングでその印象がずいぶんと変わります。
プロでもそこは決して手を抜かないところです。
もしも”プレゼント”や”おもたせ”にするなら、かわいく飾ってあげてくださいね!
特にフロランタンはバターがたっぷりなので、個別に包装するのがおすすめです。
材料はもちろん、ラッピングもお菓子・パン作りの総合サイトcottaさんやTOMIZ(富澤商店)オンラインショップさんで、調達できますよ。
レシピも多いですし、ラッピングのヒントになるものがたくさんあるので迷った時にはとても参考になります。
まとめ
クッキー生地を作って一旦休ませてから、
天板サイズにのばして焼くので、
ここで焦らず作業することが成功のカギになります。
フロランタンの要、キャラメルのコツはチェックしてくださいね。
ゆるいと全部端に流れてしまいますし、固いと全体に広がりません。
アーモンドスライスを空焼きする等、工程がやや多いですが、
仕上がりのおいしさのためには一つずつ確実に進めましょう。
できたフロランタンは袋に入れてプレゼントにできますね。
「プロみた~い!」
と言われるのが目に浮かびます!
なにより美味しいので、幸せを感じます♡
ティータイム楽しんでください!!
めいきたでした~!本日もありがとうございました!