肉汁ジュワ〜のハンバーグで決まり!
肉汁たっぷりのハンバーグをお家で手作り!
止まらなくなる美味しいハンバーグの作り方
どうやったら美味しくなるの?
何に気をつければいいの?
ポイントはたった2つ!
管理人の元パティシエめいきたが、お菓子と同じコツを、ハンバーグでも丁寧に説明したいと思います!
目次
ハンバーグの材料
- ひき肉 400g(脂肪が多いと焼き縮みの可能性あり)
- 玉ねぎ 大1玉(甘い玉ねぎをおススメ)
- パン粉 1/2カップ(肉の重さの1割程度が標準、柔らかいのが好きなら多めに入れる)
- 牛乳 大さじ2
- 卵 1個
- 塩
- 粗挽き黒こしょう
- ナツメグ
- お好みでタイム・ローリエの粉末
- あれば赤ワイン
ハンバーグの下ごしらえ
パン粉に牛乳を振り入れ、湿らせて冷蔵庫にいれておく。
(フライ物の衣で余ったパン粉は捨てずにビニール袋に入れて冷凍しておき、ハンバーグに使うとムダがないですね!)
できれば玉ねぎは先にみじん切りにして、塩コショウをしてしっかりと甘い香りがたつまで炒めて、冷やしておく。
(しっかり炒めておけば、甘くて美味しいハンバーグになります!)
(写真はしいたけ入り)
冷やす時は、皿に炒めた玉ねぎを広げてラップをし、上に保冷剤を乗せて、できるだけ早く冷ますようにする。
下にも氷水を張って、上下で冷やすと尚早い。
スーパーで、持ち帰り用の氷を少し多めにいただいて帰り、ちゃっかり氷冷用に使いました。
飲料用ではないのでご注意を!
ハンバーグを作るよりかなり前に玉ねぎを炒めることができるのなら、粗熱が取れてから、冷蔵庫に入れておく。
冷やしている間に洗い物を済ませたり、付け合わせの野菜を作っておきます。
玉ねぎを生のまま使う人もいらっしゃるようですが、ハンバーグを焼いた時に玉ねぎが縮んで隙間ができ、うまみが流れ出て、固いハンバーグになる可能性が高いです。
また、玉ねぎは、炒めて甘くなるので、口当たりの良い美味しいと感じるハンバーグにするには炒めた方が向いているかと思います。
ハンバーグ種の作り方
ギリギリまで冷蔵庫に入れておいたひき肉をボウルに入れる。
下には氷水をあて、常に冷たい状態を保つ。
塩コショウ、ナツメグをいれてとにかく混ぜる。
混ぜ方は、勢いよくグルグルと素早く一定方向にボウルに沿って混ぜると肉が繋がっていく。
とにかく冷たい!
そして、炒めてすっかり冷たい玉ねぎを投入。
牛乳で柔らかくなったパン粉も入れる。
そしてまたグルグル手早く混ぜる。
最後に卵を1つ割り入れ、またひたすら混ぜる。
その間、ずっと氷水にあてておきます。
そうすることで、脂肪分が美味しく封じ込められます。
焼く時に割れないように、タネをしっかりつないでいきましょう。
しっかり繋がったら、手にサラダ油をつけて、形作る。
左右の手に、叩きつけるようにして中の空気を抜き、周りが割れないように、きれいに整え、最終、真ん中を少し厚みが減るようにへこませて並べておく。
焼くまでに時間がある場合はできるだけ早く冷蔵庫で保管しておきましょう。
焼き方
強火で表面に焼き目をつけて、弱火にして中まで火を通すことで、旨味を逃さず焼くことができます。
(うまみたっぷりにしようと思ったら、大きめのハンバーグにした方がうまくいくと思います。)
強火2分、ひっくり返してフタをし、弱火に落として6〜7分です!
フライパンを熱して油を引き、焦げない程度の強火で2分、まず片面を焼く。
むやみに動かさない!
もしも、火のあたりがまんべんなくなっていないようなら、フライパンごと移動させながら同じように焼けるようにする。
そして、ハンバーグを傷つけないようにひっくり返して、フタをする。
赤ワインを振り入れてフタをすればさらに風味アップ!
フタをしたら弱火にして6〜7分で焼き上がりです。
これも何度もフタを開けないようにしましょう。すぐには焼けないので、その間は放置しても大丈夫です。
フタを開けて、ハンバーグの真ん中がふっくらとしていたらOKです!
焼き上がり、汁は漏れていませんね。
最初から弱火で焼くと、肉汁が逃げて、フタを開けると汁が出ています。こうなると、ハンバーグがカチカチになってしまっている可能性が。
肉汁がもったいないので、もしもそうなったら、ウスターソースやケチャップを加えて美味しいソースを作って上からかけるようにしましょう。
肉汁ジュワ〜にするためのたった2つのコツ
たった2つのことだけに気をつければ肉汁を内側に封じ込めて、焼きたてをお皿で割った時になんともいえず美味しそうな肉汁が溢れ出します。
そのコツは
温度 と 状態
です!
お菓子作りでも非常に大切な温度管理ですが、お料理も同じなんですね。
ハンバーグ種を作る時の温度を常に低温に保つこと。
そのために以下のことを守ってください。
・玉ねぎは早めに炒めてしっかり冷やしてから加えること。
・パン粉と牛乳をあわせたものは使うまで冷蔵庫に入れておくこと。
・混ぜる間も氷水にあてておくこと。
しっかりつないで、成形し、滑らかな状態になること。
焼く時の温度も大切!
初め強火!後は弱火!
ズバリ、この二度の温度管理と滑らかな状態が、美味しいハンバーグを作るコツで〜す!
焼くことに関して見た目重視の場合は、オーブンを使うのも一つの手です。230度と高温で焼き上げるハンバーグは、手間なしで、美味しくふっくら焼き上げることができます。
ゲストをお迎えする時などには、一度にたくさん焼きあがるのも嬉しいポイントです。
仕上げにバターを一欠片乗せて出すとコクが出て美味しいです!
余裕があれば、砂糖としょうゆ、みりんを同量程度(すみません、私、いつも計らないので目分量です)合わせたタレを最後の1分位でまわしかけ、トロミがつけば引き上げて、照り焼きハンバーグにすると、本当にみんなお箸が止まらないようです。
その他、大葉と大根おろしで和風にしたり、デミグラスソースでいただいたりと、バリエーションがたくさんあることもハンバーグの魅力ですね!
季節を問わず作れますし、余った時には冷凍することもできますので、お弁当にも使えます。
そのまま召し上がるのが一番美味しいですが!
マジックラップを使って一つずつ包んでおけば、なんと湯煎で温めても食べられます。
そんなことする前に大抵は売り切れてしまいますが(^_^;)
今夜のメニューにいかがでしょうか〜?